TOKYO FMで黒田のインタビュー(後編)
先週に続き、今週も藤木直人による黒田のインタビューが放送された。
今回は、大リーグ時代のエピソード中心。
ジーターの現役最後の試合のエピソード。
藤木「なかなか、うんとは言いづらいかもしれないですけどね(笑)。ジーター選手のホームゲームの最終戦も8回まで3点差で勝っていて、次に登板するかと言われた時に、そのまま投げていたらシーズン200イニング達成できたわけですよね」
黒田「ポジティブに解釈すれば、僕が200イニング投げていたら、ジーターのサヨナラヒットは生まれていなかったと思うので、そういう意味ではジーターが持っていたのかなと思います。
マリアーノ・リベラについて。
黒田「今だから言えますけど、マリアーノ・リベラの最後のシーズンも、彼が2敗しているんですけど、その2回とも僕の登板だったんですよ(笑)」
カーショウとの関わり。
藤木「ドジャースから移籍するかしないかという時に、カーショウ投手が「残ってもう一回やろう」と言ったそうですね?」
黒田「ドジャース最後の年は、たぶんドジャースには戻って来られないなというのはあったので、彼がそういう事を言ってくれて大号泣したのを覚えています」
どの話も知ってはいたけど、改めて、黒田の口から聞くと、単に日本人選手が日本球界に復帰したというのではなく、現役バリバリの一流メジャーリーガーがカープに来たんだと再認識する。「復帰」ではなく、「凱旋」というのがふさわしい。
しかし、黒田って、いかつい見かけ?に似合わず、話し上手だし、ユーモアもあるなぁ。こりゃ、メディアもほっておかない。