hamachobiの鯉日記

カープに関することを書いていきます

今日のカープ本:途中からカープ女子本じゃなくなっちゃった「なぜ彼女たちはカープに萌えるのか 新<カープ女子>論」

 

なぜ彼女たちはカープに萌えるのか 新<カープ女子>論

なぜ彼女たちはカープに萌えるのか 新<カープ女子>論

 

 「前田の美学」とかを書いた著者の最新のカープ本。流行語大賞にも取り上げられた「カープ女子」をタイトルに謳い、表紙もかわいいカープ女子の写真を使っているけど、中身ははじめこそ最近のカープ女子について記述があるけど、だんだんとカープ女子というよりは単なるカープファンの盛り上がりに付いて書いてるだけになってしまっている。

でも、間違ったことは書いてないと思う。

エピローグに書かれている「カープには、他チームにはない独特のドラマ性がある」という文章は、今回の黒田の復帰一つをとってみても、あたってる。物語性と言い換えてもいいのかもしれないが、単なる勝った負けたといった話ではなく、野球チームに、野球選手に、ここまで感情移入できるのには、何かある。

カープ女子であること、いや、カープファンであることには、一野球チームのファンであるということ以上の意味があるのだ。