hamachobiの鯉日記

カープに関することを書いていきます

今日のカープ本:『ベースボールマガジン 2016年 03 月号』のスージー鈴木氏の高橋慶彦&佐野元春論は秀逸」

 

 創刊70年の記念号ということで、特集として史上最強チーム論も組まれていて、7つの最強のチームの一つに79年のカープも取り上げられている。

79年のカープといえば、あの有名な「江夏の21球」の年。自分の年令がバレてしまうけど、ちょうど中学の野球部に入り、野球に夢中だった頃で、よく覚えてる。75年のリーグ初優勝から、カープの黄金時代が続いたけど、この79年の初の日本一が一番凄かった。

その年、一番光っていたのが、この号から始まったスージー鈴木氏の新連載「ROCK&BALL物語」で取り上げられている高橋慶彦。同じ頃に音楽界に新しい風を巻き起こした佐野元春と並べて、「疾走感」、「カッコよさ」、「面倒くささ」の3つの共通点を上げて論じているのだが、これがいい。

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70年代後半から、80年代にかけて青春時代を過ごした自分としては、いちいち納得できること。本当に、二人は光り輝くスターであり、異端児であった。

スージー鈴木氏が結論として述べているのを引用。

「総括的に言えば、なによりもまず高橋慶彦は、カープのコーチとして復帰するべきである。そして、いろんな意味であと一歩足りない現在のカープに「疾走感」「カッコよさ」、そして「面倒くささ」を注入してほしいと思う。」

 そのとおり。戻ってきてくれ~、ヨシヒコ。