今日のカープ本：『広島東洋カープ 25年ぶりセ界一! (洋泉社MOOK) 』
たくさん出てるカープのセリーグ優勝記念本の一つ。あんまり期待してはなかったんだけど、他の本と違った視点で書かれてるところもあり、面白かった。まずは、鈴木誠也。
彼を取り上げていないカープの優勝記念本はないけど、ここでは山田哲人との成績比較。
たしかに高卒4年目の成績は、山田哲人の成績と比べても遜色ない。マジで誠也が山田哲人みたいな高卒5年目を迎えたらカープファンとしては絶頂に達しちゃうほどの喜び。
そして、引退を発表した黒田の記事。改めて彼が20年のプロ生活で成し遂げてきたことの物凄さが分かる。
「なぜメークドラマは起きなかったのか？」って記事も面白い。
1996年のメークドラマを知ってる人間としては、今年のペナントも8月7日の巨人戦にサヨナラ勝ちをするまでは、怖くて仕方がなかった
それと、あまり脚光は浴びてないけど、今年の優勝の功労者の一人だと自分ではおもてる佐々岡の記事。カープの強みでもあった若い中継ぎ陣を2軍で鍛えたのは、この佐々岡2軍ピッチングコーチ。96年の優勝の時のエースだった男。面白いね、こういうめぐり合わせ。
洋泉社って出版社、あんまり知らないなって思ったら、『広島東洋カープ読本』を出した出版社だった。 なるほど、よく出来てるはずだ。
