hamachobiの鯉日記

カープに関することを書いていきます

今日のカープ本:『Number(ナンバー)911号 広島優勝特別編集「カープの魂」 』

 

 これは、もう永久保存版。表紙のこの二人の写真と「カープの魂。」という言葉にやられる。

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目次。臨時増刊号とかではなく、通常号なのにこの特別編集ぶり。

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まず、映画監督、西川美和のエッセイで泣かされる。

「どうして広島東洋カープは、こんなにも人生そっくりなんだろう。」

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そうなんだよなぁ、カープの歴史ってなんだか人の人生のようなドラマ性がある。決してハッピーエンドばかりではないだろうけど、そこに自分の人生を重ねてしまう。自分もそうだけど。

選手は毎年入れ替わるけど、まるでカープという野球チームは一つの人格を有しているかのように感じてしまう。

素晴らしいエッセイだった。これを読むだけでも価値がある。

黒田と新井の対談もいい。黒田の引退を知った後に読むとまた感慨深い。今年だけでなく、暗黒期からチームを支えようとしてきたカープの魂は、この二人だった。

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この二人を獲得した苑田スカウトの話もいい。

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黒田と新井の背中を見て、チームリーダーとして大きな成長遂げた4人。ノムスケ、タナキクマルの同学年カルテット。

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そして神ってる誠也の話。

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外国人選手の活躍もカープの特徴。特に、ジョンソンとエルドレッドは頑張った。

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それと忘れちゃいけないのが抑えの切り札に成長した中崎翔太江夏豊が語る。

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あと、優勝が決まった今だからもう穏やかな気持で見ることができる1996年のメークドラマの話。

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今のところ、優勝記念号の中でもベストかも。