hamachobiの鯉日記

カープに関することを書いていきます

今日のカープ本:『広島カープの血脈』

 

広島カープの血脈

広島カープの血脈

 

 「広島カープの快進撃は必然であった!」

「レジェンド2人が語る広島カープの強さの秘密」

なんていう帯の言葉に期待して読んだ。なんて言ってもカープの元監督、前監督だけはなく、現役時代もカープフランチャイズ・プレーヤーだった二人。今回のカープの優勝を語らせるのに、彼ら以上にふさわしい二人はいないだろうから。

でも、なんか違和感。どうも読者層をサラリーマンを想定していたみたいで、「会社だったら」というような会社組織になぞらえた話が多すぎ。自分もサラリーマンだけど、この二人から仕事論とか組織論を聞きたいわけじゃなかった。

もちろん、野球もチームスポーツ。チームという組織を強くしていく方法論は、会社組織にも通用することもあるんだろうけど、25年ぶりの優勝に高ぶっている私は、もっと熱い話をこの二人にはしてほしかった。

巻末の対談は良かった。カープというチームの伝統がよく分かる。カープは家なんだね。