hamachobiの鯉日記

カープに関することを書いていきます

今日のカープ本:今まで語られなかった貴重なエピソード満載ー「昼も夜もカープ―伝説記者のふれあい半世紀」

 

著者情報

駒沢 悟(こまざわ・さとる)
1942年(昭和17)広島県世羅町生まれ。報知新聞社入社後、1967年から今日まで半世紀近く新聞記者として広島カープを見守り続け、だれからも愛される性格と球界人脈の広さで「伝説の記者」といわれる。主な著書に「赤ヘル軍団」「古葉竹識我慢の野球」(ともに講談社)、「広島カープ苦難を乗り越えた男たちの軌跡」「大野豊の全力投球」(ともに宝島社)などがある。現在、報知新聞社ボーイズリーグ担当、スポーツライター。愛称「駒(こま)さん」「駒ちゃん」。広島県世羅町小国在住。

 まさに半世紀をカープとともに歩んできた新聞記者が、カープの裏話を軽妙な広島弁の語り口で書いた本。最近のカープ本のブームの中にあっては、初優勝から90年代前半までのカープの黄金期のエピソード中心のこの本は、ちょっと異色の感じだけど、それがむしろ新鮮。

私も知らなかった初優勝の時の裏方の人たちの話を始めとした話は、新しいカープファンも知っておいて損はない。

オビに写真も載せて推薦のことばも書いてる金本とのエピソードは面白かった。

懐古的な話が多いけど、カープに注ぐ愛情の深さを感じるいい本でした。