今日のカープ本:『広島カープ2016全記録 2016年 11/16 号』
おそらくカープの日本一をあてこんで企画されたモノだろうが、今年のカープは、日本一になれなくても豊穣な物語性があるため、「2016全記録」なんてタイトルに変更したんだろう。黒田も引退することだし、表紙にして。
でもオールカラーで580円という値段の割にはクオリティが高い内容だ。
内容は今シーズンの戦いぶりを写真で紹介してる。
まずは、黒田の現役最後の投球、大谷との対決の写真がいい。この構図の写真は見たことなかった。
惜しい試合だった。
今シーズンのカープは、黒田で始まって黒田で終わった感がある。
チームの初勝利は黒田。思えばこの日も逆転勝ち。逆転勝ちが多いシーズンだった。
誠也の二試合連続サヨナラホームランも忘れられない。
レギュラーシーズンのハイライトは8月7日の巨人戦の新井さんのサヨナラタイムリー。菊池の同点ホームランも凄かった。
9月1日の試合は現地観戦してた。生涯忘れらられない丸のサヨナラヒット。エルドレッドのホームランもスゴかった。
黒田の現役最後の勝利も忘れられない試合。このときにはもう引退を決めていたんだろうな。
衣笠祥雄、安彦良和、岸田外務大臣、世良公則、かわぐちかいじの語るカープ愛って記事も面白かった。
強いカープを築いてきたスカウトの話も面白かった。
最初の黄金期を築いたスカウト、木庭教氏の話。
そして新た黄金期を築いていく選手を取ったスカウトたちの話。
おもしろい一冊だった