hamachobiの鯉日記

カープに関することを書いていきます

黒田博樹を読むーその3「黒田が勝てば日本は良くなる。」

 

 ちょっと古い雑誌(Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2007年 5/10号)の記事だけど、今の黒田を語る上で、欠かすことのできない記事。「黒田が勝てば日本は良くなる。」という記事で、書いたのは作家の室積光。彼の作品は、「ボール犬ミッキー」しか読んだことなかったんだけど、いい文章だなって思った。

黒田がFA権を取得したにもかかわらず、カープへの残留を決めて臨んだ2007年のシーズンが開幕した4月に書かれたもので、当時の「黒田フィーバー」の熱が感じられる。

まだ、当時32歳という絶頂期を迎えていた黒田だけど、この時から、「いつもこの試合で終わってもいい、というつもりでマウンドに上がります。」って述べてるが、これは、今回の復帰会見でも同じようなことを言っていた。

黒田は、「一球の重み」というのを感じたのは、キャリアの終盤に差し掛かったからではなく、常にそう思ってマウンドに立っていたんだ。メジャーに行く前から。

惚れ直しました。

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