黒田博樹を読むーその3「黒田が勝てば日本は良くなる。」
Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2007年 5/10号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/04/26
- メディア: 雑誌
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ちょっと古い雑誌(Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2007年 5/10号)の記事だけど、今の黒田を語る上で、欠かすことのできない記事。「黒田が勝てば日本は良くなる。」という記事で、書いたのは作家の室積光。彼の作品は、「ボール犬ミッキー」しか読んだことなかったんだけど、いい文章だなって思った。
黒田がFA権を取得したにもかかわらず、カープへの残留を決めて臨んだ2007年のシーズンが開幕した4月に書かれたもので、当時の「黒田フィーバー」の熱が感じられる。
まだ、当時32歳という絶頂期を迎えていた黒田だけど、この時から、「いつもこの試合で終わってもいい、というつもりでマウンドに上がります。」って述べてるが、これは、今回の復帰会見でも同じようなことを言っていた。
黒田は、「一球の重み」というのを感じたのは、キャリアの終盤に差し掛かったからではなく、常にそう思ってマウンドに立っていたんだ。メジャーに行く前から。
惚れ直しました。