2016-04-06 カープ第11戦（マツダスタジアム）◯ 6対3 ヤクルト（6勝5敗） ジョンソン、初勝利は良かったが、勝ったんだけど追い詰められた気分。

2回までに6対0でリードして、先発のジョンソンも完璧なピッチングをしていたのに、9回の最後まで勝った気のしない試合だった。

ジョンソンは前回も好投したけど、かさんだ球数のせいで途中降板をしたことを反省したのか、今日は、球数も少なく、山田哲人に打たれたソロホームランだけに抑えて8回を投げ切った。この時点で6対1。

追加点を取れなくても今日は大丈夫だろうとおもいきや、なんと8回の裏のジョンソンの打順が回ってきたのに代打を出さず。あろうことかジョンソンは今日2本目のヒットを打ってしまい、ワンアウト1,3塁のチャンスを作ってしまう。

降りしきる雨の中1塁走者のジョンソンは、味方の追加点を期待したが、後続が連続三振。

イヤな予感がしたが、続投したジョンソンは9回に2点を取られ、中崎にリレー。中崎も球威がなく心配したけど、最後はツーアウト満塁から森岡が打った強烈なライナーをファーストの新井さんが好捕してゲームセット。

ヤクルト2連戦に連勝して、貯金1になったんだけど、ちっとも喜べない。

シーズン序盤でジョンソンに完投させてどうするの？雨の悪コンディションの中、無理させる必要あった？

中継ぎの不安なところは認めるし、「先発完投」というスタイルが美しいのも認めるけど、それにこだわって大事な試合を落とした上に、ジョンソンに怪我をさせるリスクも生じさせた。

お願いだから、もっと安心できる試合を見せてくれ。

ただ、ジョンソンの好投の価値は下がらない。試合を支配した投球だった。

報われてよかった。ジョンソン、初勝利おめでとう。