2016-07-28 カープ第95戦(京セラドーム)◯ 4対0 巨人(57勝36敗2分け)福井、菅野に投げ勝つ。広輔、菅野から2発。
昨日、ジョンソンで負けた時には、今シーズン初の3連敗を覚悟した。
相手の今日の先発は菅野。勝ち星こそ、あまりついてないけど、今や、セ・リーグ1のピッチャーであることは間違いない。
しかも、こちらの先発は、2ヶ月以上一軍のマウンドで投げていない今シーズン1勝の福井。
試合は、菅野からほとんどランナーを出せない展開。
それを救ったのは、菅野の高校、大学の同窓生の田中広輔。これまで菅野をほとんど打てていないのに、今日は2打席連続ホームラン。
その2点のリードを福井は、7回まで5安打無失点とよく守った。
9回には、誠也が2点タイムリーと、これで勝利を確信した。
今日の1勝は、単なる1勝ではない。
ペナントを争う巨人の絶対的なエースに勝ったこと。
前半絶不調だった福井が、岡田、戸田がリタイアしたローテーションの穴を埋めて、勝ったこと。
3連敗はしないという、今年のカープの強さの象徴でもあるジンクスを守ったこと。
2位とのゲーム差を10に戻したこと。
などなど、数え上げればきりがない。
本当に大きな勝利だった。
それにしても、福井のヒーローインタビューは良かったなぁ。
好調なチームから取り残された福井の悔しさが伝わってきた。
この負けん気が福井らしさ。きっと後半戦で、その悔しさを存分に晴らしてくれることだろう。