hamachobiの鯉日記

カープに関することを書いていきます

今日のカープ本:さらば、東出輝裕。『惜別球人 プロ野球 時代を彩った男たち 山本昌、谷繁元信、谷佳知、関本賢太郎、東出輝裕、木佐貫洋』

 

惜別球人 プロ野球 時代を彩った男たち 山本昌、谷繁元信、谷佳知、関本賢太郎、東出輝裕、木佐貫洋

惜別球人 プロ野球 時代を彩った男たち 山本昌、谷繁元信、谷佳知、関本賢太郎、東出輝裕、木佐貫洋

 

 今シーズンでユニフォームを脱いだ名選手たち6人、山本昌谷繁元信谷佳知関本賢太郎東出輝裕木佐貫洋

最近、気になるスポーツライター、長谷川晶一氏(『プロ野球12球団ファンクラブ全部に10年間入会してみた! ~涙と笑いの球界興亡クロニクル~』の著者)も書いていると知って読んでみた。

その長谷川氏が書いた木佐貫の話も良かったけど、ここは、やっぱりカープの東出の話が一番いい。

この6人の中では一番地味かもしれないけど、カープファンとしては忘れられない選手だし、中国新聞で「球炎」というコラムを書いている五反田康彦氏が書いており、なかなか読ませる内容になってる。

ドラフト1位で入ってすぐに一軍で試合に出るようになった東出が、思うような成績が残せず苦しむ姿、チャンスをモノにし、レギュラーになりながら、ケガで引退を余儀なくされる様子など、五反田氏の筆を通し、東出の口から語られると切なくなる。

きっと、この苦しい経験が東出を名コーチにしてくれるんだろう。ガンバレよ、東出。これからも応援してる。

東出が若いころ前田智徳の運転手を買って出て、打撃術を教わろうとしたっていうエピソードは良かったな。