タイトルの0719は、日付を表す。それは、1975年7月19日。オールスターの第1戦で山本浩二と衣笠祥雄がアベックホームラン、しかも2本づつ打った日。その勢いで赤ヘル旋風が巻き起こり、カープはその年初優勝した。
この本は、その初優勝あたりの話を中心に、元RCCのアナウンサーが放送の時のエピソードを絡めて書いた本。
確かに初優勝の時の話は選手や監督の視点で書かれたものは結構あるんだけど、こういった放送に携わった人の話は貴重かもしれない。
ただ、初優勝からのカープの黄金時代の話は面白いんだけど、現在のカープの話は余分かな。なくても良かったかも。